2020.10.15| 紅葉情報
茨城県の紅葉名所2020年ランキング第3位、つくば市にある筑波山の紅葉、例年の見頃時期は11上旬~11月下旬。コロナ禍で気になる混雑状況、おすすめスポットや登山コース、最寄りの駐車場を掲載。ライトアップ期間や日本夜景遺産にも認定された関東平野を一望できるロープウェイ&ケーブルカーの夜間運行状況まで!10月31日(土)より「筑波山もみじまつり」開催中!
※2020年12月2日現在、宮脇駅付近散り始め、山麓「筑波山四季の道」は12月上旬が見頃予想。
例年11月上旬~中旬に見頃時期を迎える筑波山の紅葉。
しかし、気象庁が発表した9月26日(土)~10月25日(日)までの1か月予報によると、今年は例年よりも気温が高く、秋の深まりは例年より遅めになるようです。
普段であれば10月後半頃から少しずつ紅葉が始まる傾向がありますが、今年は10月中に紅葉が見られる可能性は低そうです。ただ、現在は登山客のハイシーズンということもあり、週末の混雑が続いています。
ちなみに紅葉の見頃時期である11月になると、1ヶ月に約20万人もの人が訪れます。
特に、11月上旬~中旬の一番混雑する時期には、筑波山神社周辺から第三駐車場までの駐車場は、土日はほぼ満車となってしまいます。
ケーブルカー宮脇駅付近の紅葉が深く色づく時期ですが、上旬~中旬ほどの混雑状況ではなく狙い目です。
また、紅葉時期を通して、週末と比べると平日は混雑することもなく、訪れやすい状況です。
さらに、10月31日(土)~11月30日(月)の約1ヶ月間は「筑波山もみじまつり」を開催!
感染症対策を行いながら、夜間ライトアップやケーブルカー&ロープウェイの夜間運行、筑波山神社門前や御幸ヶ原の各お茶屋さんで秋味グルメを楽しむことができます。
期間中は筑波山神社で限定の御朱印をいただくこともできます!
筑波山では山頂から紅葉が始まり、中腹、山麓と秋が深まるにつれ木々が色づきます。
山頂付近では男体山頂付近を周回する登山コース「筑波山自然研究路」がオススメの紅葉スポット。カエデやモミジを楽しみながら、各展望台より関東平野を一望することができます。
また標高700m以上に2000本近く自生しているブナ(筑波山が生息の南限となっている)も気候条件によっては綺麗な黄色に色づき、圧巻です。
山頂付近にある「筑波山自然研究路」には、ほとんどの公式登山コースからアクセスすることができます。「筑波山自然研究路」へと繋がる登山コースの中でも、筑波山の北側にある「キャンプ場コース」ではシラキが紅葉する姿を楽しむことができます。
各登山コース最寄りの駐車場は筑波山駐車場完全ガイドをご参照ください。
また筑波山で一番有名な紅葉スポットは中腹のケーブルカー宮脇駅周辺です。
このエリアでは「筑波山もみじまつり」期間中の土日祝日、そして11月21日(土)~11月29日(日)には夜間ライトアップも行われます。
また、ケーブルカー沿いも見事な紅葉を楽しむことができるのでおすすめです。
(筑波山ケーブルカーナイトクルージングの詳細もこのあとご紹介します!)
筑波山駐車場完全ガイドより筑波山神社周辺駐車場をご参照ください。
そして、筑波山で最も紅葉の時期が遅く、混雑を避けて鑑賞することができるのが、山麓にある穴場スポットが「筑波山四季の道」です。
筑波山梅林から約1kmのところにあり、700mの散策路では晩秋にイロハモミジなどの紅葉を見せてくれます。
最寄りの駐車場は筑波山梅林周辺。その他にも筑波山第四駐車場から筑波山梅林へと繋がる登山道を抜けて向かうことができます。梅林内にも展望あずまやや見返り縁台など見晴らしの良い場所があり向かう途中の小休止におすすめです。
周辺駐車場は筑波駐車場完全ガイドをご覧ください。
筑波山の紅葉は、昼に楽しむのもいいですが、夜のライトアップも見逃せません!
筑波山ケーブルカーでは10月31日(土)~11月29日(日)までの土日祝日(11月21日~11月29日は毎日開催)に、17:00~20:00の夜間特別運行が楽しめる「ナイトクルージング」を開催。※毎時間00分、20分、40分の20分間隔で運行
ナイトクルージングの時間帯は、夜間の登山事故防止のため往復券のみ販売となりますが、往復で1,000円と通常運行時間帯よりお安く(通常は大人往復1,070円)、小学生以下の小児は無料となります。
ケーブルカーを利用する際は、筑波山神社周辺駐車場をご利用いただくとアクセスが良いです。
駐車場情報は筑波山駐車場完全ガイドをご参照ください。
紅葉シーズンのケーブルカー「ナイトクルージング」と並び、秋冬の人気コンテンツとなっているのが、筑波山ロープウェイの「スターダストクルージング」。こちらは9月19日(土)~2021年2月28日(日)までの土日祝日に開催中!(12月24・25日、12月29・30日は平日も運行)
筑波山の夜景は2018年に日本夜景遺産公式HPにも掲載された名所となっており、関東平野を一望する眺めは一見の価値あり。
年内は16:40~21:00まで、年を明けると16:40~20:00までの運行となっています
※毎時間00分、20分、40分の20分間隔で運行
こちらもケーブルカーナイトクルージングと同様に登山事故防止のため往復券のみ販売となりますが、往復で1,000円と通常運行時間帯よりお安く(通常は大人往復1,120円)、小学生以下の小児は無料となります。
ロープウェイはつつじヶ丘から発着しています。
お車でお越しの方は、筑波山つつじヶ丘駐車場をご利用ください。
筑波山の駐車場情報は筑波山駐車場完全ガイドをご参照ください。
以上が紅葉シーズンの筑波山案内になります。
各スポット周辺には駐車場が充実しており、ケーブルカーやロープウェイを利用して気軽に紅葉や夜景を楽しむことができます。
筑波山神社、大御堂、薬王院と由緒ある寺社仏閣を巡ったり、中腹の宿泊施設や温泉施設を楽しんだりと、たまには喧騒を離れゆっくりとした時間を過ごしてみるのも素敵ですね。
ソーシャルディスタンスを保ちながら、この秋は筑波山を周遊して楽しんでみてはいかがでしょうか。
文/合田裕基(TURBAN)