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茨城県 筑波山で登山・ハイキング/コース&観光ガイド

Journal筑波山ジャーナル

2019.09.06| Sanpo,Flower,Nature,Insect,WalkTalk

WALK,TALK #10
筑波山にひそむ、様々なデザイン

子供の頃に楽しかったこと、大人になって楽しめるようになったもの。いくつになっても、筑波山には興味を惹かれる出会いがたくさんあります

Mount Tsukubaを運営している私たちは、普段デザインにまつわる仕事をしているのですが、デザインを考えるときにも自然の創造物に思いを馳せることがときどきあります。

自然のなかの色やかたちにはそれぞれ理由があり、なぜそうなっているのか考えるのは面白いですよね。筑波山の自然ガイドの看板の写真には、生物が交尾している写真が多いですが、それはエロスを求めているわけではなく、きっと交尾中は生物があまり動かず撮りやすいからなのではないか。(…なんてくだらないことを考えたりもしています)

今回は、筑波山にひそむ、さまざまなデザインにせまってみたいと思います。

 

小判型のシダ植物「マメズタ」。一枚一枚見ると、同じ形はありません。
虚無僧の元祖とも言われている、楠木正成のお墓の周辺に生えていました。白雲橋付近で川を通る風が気持ち良い場所です。

 

筑波山の取材をきっかけに、だんだんアウトドアに親しむようになりました。
そこで遭遇したときに恐さを覚えたのが蛇。写真の紐ですら、ドキッとした。

 

神社の境内に、おみくじが結んであります。人々の想いが可視化されたものは、まるで千羽鶴のよう。絵馬を見てもそうだけど、誰かを、何かを想いながら人は生きている。中島みゆき氏でも聴きたい気分だぜ。

 

「十星天道」。天道虫は何星だろうと、バランスよく模様になっていますね。
太陽に向かって飛ぶことから、天道虫の名がついたところも素敵やん。洒落た昆虫です。

 

三人寄れば文殊の知恵。三本の矢。三井のリハウス。
アリだって三匹いれば、まるまるとした芋虫だって軽いもんだ。女王陛下によろしく。

 

このキノコが食べられるかどうかは分かりませんが、キノコを最初に食べた人はすごいと思う。
写真のこのビジュアル、宇宙から飛来したレベル。

 

迎場コースと白雲橋コースの分岐点を探していたら、写真の男性からMount TsukubaのMAPをいただきました。高田純次さん似のナイスミドル。山での気さくな出会いはいいですね。日本古来の麻の服も、吸汗速乾でアウトドアには向いてます。

 

下の方の葉が小さく、だんだんと大きな葉になって、上の方でまた少し葉が小さくなる。奇数羽状複葉と呼ばれる2つのパターンで3つの茎が伸びて、互い違いに等間隔。家紋のように、ひとつのロゴみたい。

 

つつじヶ丘にある、ニュー三井谷さん。そこの強力コンテンツ「ガマ洞窟」。知る人ぞ知るB級スポット(巷でそう呼ばれている)らしいのだが、私はまだ足を踏み入れたことがない。

 

足元のキノコを観察すると、白い部分だけ水をはじいている。
この怪しいビジュアル、絶対宇宙から来てる。

 

双葉がたくさん出ていてなんだか、かわいい。こういう場面では「トトロ」を思い浮かべてしまう。ある時は「もののけ姫」だったり。ジブリって共通言語ですよね。

 

「筑波山の植物」という看板によると、種子植物751種、シダ植物65種、植物の名前でツクバが名がついているのは、おおむね、この山中ではじめて発見されたものだそう。
現在、わかっているだけでも、と古めかしい看板に書いてあるので、もっと増えていることだろう。近年でもツクバハコネサンショウウオが発見されたりと、さまざまな固有種が多く存在する。
名称もさまざまで、由来なんかも面白い。

 

粘菌だ。南方熊楠の本を読んで、その存在を初めて知った。植物的性質と動物的性質を併せ持っている不思議なやつ。これも絶対宇宙から来てる。

 

毛虫の産卵。見ているだけで、少し痒くなる。しかし、この大量の卵、毛虫の体積からするとかなり多い。こいつも宇宙から来てる。(あくまでも個人の感想です。)

写真・文/合田裕基(TURBAN)

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