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茨城県 筑波山で登山・ハイキング/コース&観光ガイド

2019.12.20| Cycling,Tour

eバイク旅は感動のフィナーレへ。
筑波山&霞ヶ浦eバイクツアーレポート<2日目・後編>

筑波山〜霞ヶ浦まで総距離75kmをeバイクでゆったり走る「ヒルクライムで冒険」。八郷〜霞ヶ浦を巡った2日目の様子をお届けします!

2019年11/3・4に行われたeバイクによるサイクリングツアー「ヒルクライムの聖地で冒険」。その1日目(11/3)の様子を振り返ってお届けした<前編>の記事を読んでくださった皆さまからは、「私も参加してみたい!」という声をたくさんいただきました。特においしいもの関連の話は気になったという方が多かったです。

今回は、ツアー2日目の様子を振り返る<後編>となります! 前編同様おいしい食べ物はもちろんのこと、個性的な体験がたくさん詰まった振り返りレポートとなっています。ぜひ記事を通じて疑似体験していただき、実際に筑波山や霞ヶ浦にもお越しいただけましたら嬉しいです。それではレポートスタート!


 

再び旅立ちの朝、目指すは焼き栗

筑波山神社から八郷まで約25kmを走りきった1日目。
2日目も参加するメンバーは八郷のゲストハウスjiccaに宿泊し、地野菜やお肉がいっぱいのBBQやクラフトビールを楽しみました。
ちょうどBBQの終わり頃から降り始めた雨もやみ、2日目の朝は気持ちよく晴れたサイクリング日和。お天気には驚くほど恵まれました。ご祈祷にはこんな効果もあるのでしょうか!?

 

jiccaの朝ご飯のひととき。
ひと晩一緒に過ごしてスタッフも参加者の皆さまも絆が深まり、まさしく実家な朝。
特注だという長〜い掘りごたつが快適。

 

腹ごしらえも終えて、スタート前の一枚。写真右奥には筑波山の姿をのぞむことができます。

2日目は新たに3名の方が参加してくださいました。
外遊びが好きで筑波山や宝篋山への登山経験がある方。
つくば方面にはよく来るけど、ゆっくりとサイクリングはしたことのなかった方。
馴染みのない土地だからこそ、新しい魅力を探しに来た方。
理由はそれぞれですが、ようこそ茨城へ! eバイクで土地の魅力をたっぷりと楽しんでください^^

 

それでは出発!さあ行くぞ~!!

 

まずは八郷の田んぼ道を駆け抜けます。サイクリングを楽しみながら、朝の新鮮な空気を堪能するひととき。雨の翌日なので、路面のスリップには十分注意して走ります。

 

筑波山が見守る中。恋瀬川に掛かる五輪堂橋を渡り、本日最初の目的地となるかすみがうら市の栗農園「ショコロンファーム」を目指します。
そう、茨城の秋はおいしい栗の季節なんです。

 

こちらがショコロンファーム。のどかな地区の一角にある、隠れ家のような素敵な場所です。蔵を改装した拠点がおしゃれ。普段はここでワークショップなども行われています。

 

桶いっぱいに、焼きたての香ばしい焼き栗が用意されていました!

 

ここでしか食べられない焼きたての栗。
熟成させた栗は、しっとりホクホク、それでいて甘みも旨みもたっぷりの異次元の味。いくつでもいけちゃいます。

 

焼き栗を食べながら、参加者同士の会話も弾みます。リラックスできるあたたかな空間です。

 

おいしい栗をお腹いっぱい食べて、充実したひととき。笑顔で次の目的地へと向かいます。

 

看板建築のメッカで束の間のタイムトリップ

恋瀬川サイクリングロードを走り抜け、到着したのは石岡市の中町商店街。
江戸時代から宿場町として栄えていたという石岡市。
この中町商店街は、大正時代、関東大震災後に流行した看板建築が今も数多く残る貴重な街並みで、登録文化財が立ち並ぶ商店街として有名です。
ここで少しの間、自由行動。

写真の「丁子屋」は江戸時代末期に建てられた木造2階建ての商家建築。現在は観光施設として特産品や土産物、駄菓子などを販売しています。
お小遣いを握りしめて、駄菓子を買いに訪れる子どもたちにも遭遇しました。

 

「丁子屋」の斜め向かいには3軒の趣ある登録文化財があります。
写真左からこの地区における看板建築の先駆け的存在の「十七屋履物店」。
この地区の店舗の再建に広く採用された看板建築の代表例である「久松商店」。
そして、コンクリート造りが大変珍しい「福島砂糖店」。黒塗りの外観にも重厚さがあります。

 

こちらは登録文化財の「きそば東京庵」。
数奇屋風の洒落た趣向は、この地域でも珍しいものです。

 

自家製パンが人気の「池田屋」。何やら名物パンがあるそうです。

 

池田屋さん一番人気メニュー「ケーキパン」。
ケーキなのか、パンなのか、どっちなのか。それは食べた人次第です。
ほかにも、懐かしの甘い菓子パンが並ぶさまに、ほっこり。

 

思い思いに中町商店街を散策した参加者の皆さま。そろそろお腹も空いて来た頃でしょうか。
ランチ会場となっている栗農園「四万騎農園」まで、ガイドライダーの高橋さん、よろしくお願いします!

ランチタイムは、茨城栗の聖地で

やってきました「四万騎農園」。
茨城栗のパイオニアといわれる存在で、茨城の栗好きにとってはサンクチュアリのような場所です。どこまでも続くような栗畑がとにかく美しい。
ちなみに春になると、一面に菜の花が咲き乱れ、美しい別世界が現れます。

 

気持ちのよい緑の風が抜ける中、ランチタイム。

 

四万騎農園さんでこの秋に収穫された茹で栗をいただきます。
かすみがうら市名産のレンコンを使用した、レンコンの揚げ物も食欲をそそります。

 

メインは「かすみキッチン」特製のハンバーガー。
ジューシーなハンバーガーにかぶり付くと、テンションもエネルギーも上がります!

かすみキッチンは、今回のツアーの共同催行者であるかすみがうら未来づくりカンパニーが手がける、霞ヶ浦の畔にある地産地消レストランです。

 

さらにかすみキッチン特製のビスクも絶品。ぜひお店のほうにも行ってみてください^^

 

デザートには四万騎農園で大人気のマロンソフトクリームを堪能。濃厚で栗の風味がたっぷりで大満足。ちなみにマロンジャムもめちゃくちゃおいしいです。

雄大な霞ヶ浦湖岸を走り抜け、感動のフィナーレへ

おいしいものを食べたあとは、きれいな景色を満喫。霞ヶ浦沿いにサイクリングロードを走ります。

 

少し風はありますが、広大な霞ヶ浦の景色は爽快。

 

休憩スポットである「富士見塚古墳」に到着。途中参加者が転んでしまうこともありましたが、怪我がなくて良かった。励まし合いながら、こうやってみんなで走ることが楽しそうです。

 

かすみがうら市には、たくさんの古墳や貝塚が残っています。
この富士見塚古墳は6世紀初めの築造と推定される前方後円墳で、全長78mにもおよぶその姿は県内有数の規模だそう。

 

古墳の上からは雄大な霞ヶ浦をのぞむことができます。
「富士見塚古墳」の名の通り、冬の晴れた日には富士山が見えることも。

 

さあ霞ヶ浦大橋を横目に、ゴールとなる霞ヶ浦交流センターまであと少し。

 

いよいよゴールです!
ガイドライダーの高橋さんが停車のハンドサインを出します。
この2日間で最後のハンドサインだと思うと感慨深いものがあります。

 

皆さま、完走おめでとうございます!!

 

完走証を受け取る参加者の皆さま。
達成感というんでしょうか、清々しい素敵な表情ですね。


 

こうして、2日間にわたって開催されたeバイクサイクリングツアー「ヒルクライムの聖地で冒険」は無事フィナーレを迎えました。

日本の原風景が残る八郷。古き良き人情の残る石岡の街並み。知る人ぞ知る隠れ家的スポットの宝庫かすみがうら。

eバイクでゆっくり茨城の自然に親しむだけでなく、茨城の魅力を知る人たちが間をつないでいくことで、さらにたくさんの出会いや発見がある。
自然と人の力で、こんなに素晴らしい体験ができるのだと実感しました。

「参加した価値があった」と参加者の方も満足げ。
カメラマンとして同行した私自身も、立ち寄る先々でそう思えることが多かったです。正直、一緒に走りたかった…!

好評だった今回のプラン。季節ごとの土地の魅力を感じてもらえるようにと、運営スタッフの方々は次回以降の構想を思案中のようです。
詳細が固まり次第、またmount-tsukuba.comでお知らせいたします。

うっすら耳にした次回のキーワードは「桜」!?
春うらら「Mount Tsukuba Tours」は、次回も目一杯楽しめそうですね!