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茨城県 筑波山で登山・ハイキング/コース&観光ガイド

Journal筑波山ジャーナル

2021.02.02| Book Review,MountBooks

Mount Books #14
人気シリーズの一行が、スイスで事件に遭遇
−『三毛猫ホームズの登山列車』赤川次郎

家の中でも、都会の真ん中でも、筑波山でも。開けば心は、山の世界へ。山がもっと好きになるブックレビューのコーナーです。今回は赤川次郎の超ご長寿シリーズ「三毛猫ホームズ」シリーズから、山が舞台の『三毛猫ホームズの登山列車』です!

三毛猫ホームズの登山列車

映画・ドラマ・小説と、世界には新旧問わずあらゆるシャーロック・ホームズが存在するが、三毛猫ホームズをご存知だろうか。赤川次郎が生み出したネコの名探偵は、1978年に刊行された『三毛猫ホームズの推理』を皮切りに、現在53冊が刊行されているという、超ご長寿シリーズ。血も怖い、女性も苦手、幽霊もダメと、うだつのあがらない日々を送る刑事・片山が三毛猫・ホームズと出会い、事件を解決していくという、ほのぼのミステリーである。

このホームズ、どのように事件解決するかというと、人間と会話ができる、というわけではなく、あくまでも猫は猫である(紅茶好きという趣向はあるが)。その何気ない動作が、飼い主である片山刑事に事件解決の重要な手掛かりや気づきを与えるのだ。周りから名探偵として重宝されている彼女は、ほっそりとスマートな体つきで、毛並みは絹のように滑らか。世界で最も愛らしいホームズであることは間違いないだろう。

さて、通算14冊目の『三毛猫ホームズの登山列車』は、旅に出た片山とホームズの、ヨーロッパ編最終章。向かうは、標高3466mのスイス・ユングフラウヨッホ。ひ弱い片山は気温と気圧の低さにバテながらも、もれなく事件に巻き込まれていく。展望台で氷河へ滑落してしまった日本人女性観光客の真実とは。さて、三毛猫の読みは如何なものだろう。

文/峰典子

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