2019.10.29| Food,Souvenir,筑波山・霞ヶ浦広域エリア観光連携促進事業
茨城県が募集した筑波山&霞ヶ浦の新グルメ開発事業。その入賞プランを決める熱い公開プレゼンテーションが行われました!
筑波山&霞ヶ浦エリアの新グルメ&新土産のアイデアの競演!
10月28日(月)に行われた、グルメ開発プランの公開プレゼンテーション。
会場である常陽つくばビル(つくば市)には、A部門の一次審査を通過した9つの事業者と、すでに入賞が決定しているB部門の2事業者、そして一般観覧者の皆さんなど50名近くが集まり、熱いプレゼンテーションが行われました!
A部門 アウトドアを楽しむための新商品・新グルメ開発企画提案
●A-1 ワンハンドグルメ開発
①ステーキハウス COOKBARN(土浦市)
ウェスタンな雰囲気のステーキ屋さん、COOKBARN。今回の提案は、茨城県名産の「れんこん」を使用した、れんこんメンチ棒(名称仮)。B級グルメとして人気の高いコロッケやメンチの一角に食い込んでいく。
②農業法人みずほの村市場合同会社(つくば市)
つくば市内で農産物直売所を営むみずほの村市場さん(セレクトが素敵なのでぜひ足を運んでほしい施設)。都市型農福連携で“発芽玄米おにぎり”を製造販売し、「高齢者と障がい者の雇用」を創出。米どころとしても知られる筑波山麓の米を使用し、地域色もアピール。
③芋処 小林(行方市)
こだわりの栽培方法でこだわりの干し芋を作っている芋処小林さん。エネルギー・ミネラル補給にぴったりのワンハンドパッケージの干し芋を提案。持ち歩きやすい個包装の干し芋で、干し芋大国である茨城ならではの行動食に。
④塚本工業株式会社(土浦市)
ギフト商品の企画製造などを行っている塚本工業さんは、片手でも気軽に食べられるスティックタイプのバウムクーヘンを提案。ヤーコン、蓮根、栗、江戸崎カボチャなど、茨城県特産の新鮮食材を使用する。試作に試作を重ねすぎて、ふたりとも丸い体型になったらしい。
⑤株式会社ナムチェバザール(つくば市)
茨城県内で、アウトドアショップを展開するナムチェバザール。新コンセプトエナジージェルを開発。従来の行動食は甘いものが多く味も科学的。そこで、日本のソウルフードである米と味噌をベースとしたおいしい行動食を目指す。
⑥株式会社吉田屋(大洗町・委託製造元桜川市)
梅に対して非常に熱い想いを持つ吉田屋さんは、アクティブ層向けのワンハンド梅ゼリーを提案。茨城の梅を使用した現行商品をスポーツ向けにアレンジして行動食化。
●A-2 自由(フリー)
①株式会社 ELF(つくば市)
イオンモールつくば内にある「えるふ農国」で提供している地元の特産品を使用したバーベキューのアレンジプランを提案。アウトドア需要や、筑波山周辺のPRを目的に、筑波山周辺の食材やジビエ活用などを目指す。
②筑波大学大学院生 王旭驊(オウキョクカ)(つくば市)
中国からの留学生ふたり組が、筑波山の四季のフルーツを使用したフルーツドリンクを提案。食材は地元特産品のいちご、メロン、みかんなどを想定。季節色を打ち出し、パッケージにもこだわった新アイテムを目指す。
③CAFE 日升庵(つくば市)
筑波山の中腹で古民家カフェを営むCAFE日升庵は、筑波山チョコブラウニーを提案。ふくれみかん、ブルーベリーなど地元食材を使用した“ばえる”スイーツを目指す。ワンハンドグルメとしてもお土産としても魅力的なアイテムに。
B部門 アウトドア層向け既存商品のパッケージデザイン再設計
<選定済>
①株式会社小美玉ふるさと食品公社(小美玉市)
小美玉市産の搾りたて生乳を使用した濃厚な味わいが人気のおみたまヨーグルト。今回、アウトドア向けの限定パッケージの開発を行う。
②エコファーム飯島/魚忠(つくば市)
筑波山麓の特産品、福来みかんを使用した七味が人気のエコファーム飯島さん。つくば市内のお寿司屋さん・魚忠とコラボして、季節の地元食材を使用した七味いなり寿司と、甘くてちょっとピリ辛の七味キャンディのブレイクセットを開発。そのパッケージをブラッシュアップする。
(発表順になります)
審査委員による厳正な審査の結果、A部門からは下記の3事業者のプランの入賞が決まりました!
A-1部門(ワンハンドグルメ)
●塚本工業株式会社(土浦市) スティックタイプのバウムクーヘン
●株式会社ナムチェバザール(つくば市) 新コンセプトエナジージェル
A-2部門(フリー)
●CAFE 日升庵(つくば市) 筑波山チョコブラウニー
すでに入賞が決まっているB部門の2事業者(株式会社小美玉ふるさと食品公社/エコファーム飯島&魚忠)を加えて合計5つの事業者(チーム)のプランが入賞を果たしました!
審査委員長を務めた株式会社Co-Labの堀田誉さんのコメント
「茨城県は都道府県魅力度ランキングで7年連続最下位となっており、みんなで手を取り合って魅力を上げていくことが必要。
そんななかでも徐々に魅力は増してきている実感がある。今年で2年目となるグルメ開発プラン募集も、非常に魅力的なプランが多くあがり、全体的にかなりレベルアップしている。
みんなで茨城の魅力度1位を目指していきましょう!」
採択された事業者のみなさま、おめでとうございます!
商品の完成まで、期待を募らせて待ちましょう♪
Mount Tsukubaからも、随時情報をお届けしていきます。