2023.03.02| 筑波山梅まつり
毎年恒例の「筑波山梅まつり」。約1000本の梅林が咲く姿は圧巻です。2023年の筑波山梅まつりは2月18日(土)〜3月19日(土)まで開催! 事前にチェックしておきたい「開花状況」や近隣の「駐車場」、「会場の混雑状況」や「イベント情報」に筑波山神社でもらえる「限定御朱印」までをご紹介します。
例年2月中旬〜3月中旬にかけて行われる「筑波山梅まつり」。毎年恒例のイベントでしたが、昨年はコロナの影響で開催中止になってしまいました。
ですが、今年・2023年はめでたく開催!
2月18日(土)〜3月19日(日)までの1ヶ月間、梅園の周辺でさまざまなイベントが行われます。しかも今年は、記念すべき50回目の開催であり、賑やかムードとなること間違いなし。待ち遠しい春を前に、美しい花々を眺めてハッピーな時間が過ごせそうです。
筑波山梅まつり公式サイト
https://umematsuri.jp/
2022年3月2日(木)現在
紅梅:見頃
白梅:4分咲き
全体:5分咲き
筑波山梅林に植樹されている梅の割合は、紅梅2割、白梅8割となっています。
例年、紅梅の見頃時期は2月中旬〜下旬頃、白梅は例年2月下旬〜3月上旬となっています。そのため、筑波山梅林全体で特に見頃といえるのは、例年2月下旬〜3月上旬頃です。
ちなみに筑波山梅林では、黄色の花を咲かせる蝋梅も楽しめます。蝋梅については例年12月末〜1月中旬が見頃となります。
※筑波山梅まつりは、例年多くの来場者が訪れるイベントです。ご来場の際は、感染対策をしっかりしてお楽しみいただくことをお薦めします。
今年で50回目を迎える筑波山人気の催し「筑波山梅まつり」。
期間中は、周辺の飲食店や土産店での特別メニューの提供や、スタンプラリーやさまざまなイベントが行われ、毎年約20万人の人が訪れています。
そんな「筑波山梅まつり」の会場となる「筑波山梅林」では、4.5ヘクタールの庭園に約1000本の梅が咲き、水戸の偕楽園と並び、茨城県内随一の梅の名所となっています。
2023年の「筑波山梅まつり」の会期は2月18日(土)~3月19日(日)です。
【電車・バスの場合】
つくばエクスプレス「つくば駅」より「つくばセンター」バスターミナルから筑波山シャトルバスで約40分。「筑波山神社入り口」下車徒歩5分。
【車の場合】
東京方面から
・常磐自動車道「土浦北IC」より国道125号線を経由して約20km
・首都圏中央連絡自動車道「つくば中央IC」より県道19号線と国道408号線経由で約22km
・首都圏中央連絡自動車道「常総IC」より国道294号線と国道125号線経由で約26km
栃木方面から
・北関東自動車道「桜川筑西IC」より国道50号と県道41号経由で約20km
筑波山梅林は標高約250mのところにあります。これくらいの標高であればほとんど平地と変わらない気温なので、平地で積雪がなければ梅林までの道のりで積雪の心配はありません。
つくば市営第1駐車場
「筑波山梅林」に最も近い駐車場が「市営第1駐車場」です。梅林に隣接していてとても便利ですが、梅の最盛期には午前10時に満車となってしまいます。
そこで「筑波山梅林周辺駐車場その1」「筑波山梅林周辺駐車場その2」が会期中は臨時駐車場として稼働しています。しかしこちらの台数はさほど多くありません。
梅林から徒歩約10分圏内であれば「市営第2駐車場」「市営第3駐車場」「市営第4駐車場」があります。この3箇所まで満車ということはまずないので、健脚な方はこちらを利用しましょう。
なかでも「市営第3駐車場」は「筑波山梅林」まで遊歩道で繋がっているのでオススメです。
気になる穴場の時間帯は、「早朝」がオススメです。混雑前の早朝は空気が冷たく澄んでいて、天気が良ければ富士山を望むこともできます。
会期中の駐車料金は時間無制限でいずれも500円となっています。
※駐車料金は変更の可能性があるので現地で必ずお確かめください。
筑波山周辺の駐車場は下記の記事で網羅しています。上記でご紹介した駐車場の場所や周辺駐車場の場所も確認できますので、ぜひあわせてご覧ください!
筑波山駐車場完全ガイド
梅林内のお休み処近くの広場にある「福来梅の木」。
毎年、梅林で一番実をならす梅の木に筑波山神社でご祈祷いただき、期間中限定の縁結びパワースポットとして開設されます。
縁結びの絵馬に願いごとを書いて、福来梅のすぐそばにある絵馬掛けに掛けて、縁結びを願うことができます。
<グルメ>
限定梅グルメ
梅まつりの会期中は、筑波山周辺の飲食店で、梅を使用した「つくばの梅(うめ〜)食特別メニュー」を楽しむことができます。
筑波山梅まつり特別弁当
料理人が趣向を凝らし、地元食材をふんだんに使用した筑波山梅まつり期間限定の特別弁当も販売されます! 筑波山梅林内本部(お休み処前)にて3月土日祝に販売されます。
梅CAFE
梅林入口付近にある休憩所を兼ねた案内所「おもてなし館」では、期間限定の「梅CAFE」を期間中毎日開催。筑波山梅林の梅シロップを使用したドリンクやおやつを限定販売。
週末は「焚き火カフェ」
梅まつり期間中の土・日・祝は、筑波山梅林 観梅広場に「焚き火カフェ」が出現! 焚き火で暖をとりながら、焼きマシュマロを頬張って、温かいコーヒーを楽しめます。気になるあの人と梅まつりデートがいい感じになりそうですね!
時間:10:00〜15:00(2/18(土)のみ12:30頃~)
料金:1名1,000円(2名~/マシュマロ・コーヒー付き)※3名以上は1名につき500円追加。1区画(焚き火1台)につき、定員2~4名(利用時間30分程度)。
<イベント>
ガマの油売り工場
梅まつり期間中は毎日、筑波山名物の「ガマの油売り口上」が披露されます。江戸時代発祥とされる伝統芸能「ガマの油売り口上」は、つくば市認定地域無形民俗文化財として認定されています。
フォレストアドベンチャー・つくばで「100mジップスライド体験」!
筑波山の森の中で、樹上に作られた多彩なアスレチックを楽しむことができる人気施設、フォレストアドベンチャー・つくば。そのなかでも特に人気の100mにおよぶジップスライドを体験できる、特別プランが梅まつり限定で登場します(期間中毎日開催)。満開の梅林の真上を100mにわたって滑空できる、特別な体験です。
筑波山捺し巡り御朱印
筑波山梅林、筑波山神社、筑波山大御堂などで限定御朱印を捺し巡り、自分だけの御朱印をつくることができます。
※イベントは変更になる場合がありますのでご注意ください。
梅林には関東平野を一望できる展望台がいくつかあります!
その中でも代表的な3つをご紹介します。写真の「展望四阿」までは第一駐車場入り口付近より、マイクロバスで随時輸送してもらうことができます!
「展望四阿」(てんぼうあずまや)
梅林の中でも一番標高の高い位置にある大きな展望台です。遠くは富士山や東京の高層ビル群が一望できます。また「市営第3駐車場」から続く遊歩道は「展望四阿」付近に接続されます。道路沿いにはある障害者専用駐車場付近からは「展望四阿」までスロープが接続されていて、車椅子の方も絶景を楽しむことができます。
※「展望四阿」はコロナ感染対策のため、人数制限があります。
「菱露台」(ひしろだい)
梅林の中ほどにある、菱型をした特徴的な展望台です。山麓の田園風景や研究学園都市、遠くは関東平野を見下ろすことができます。
「見返り縁台」(みかえりえんだい)
道路沿いにある眺めの良い展望台です。見下ろせば山麓の田園風景、振り返れば筑波山を背景とした梅林を見渡すことができる、一石二鳥な穴場の展望台です。
他にも梅林にはたくさんのビュースポット、フォトスポットがあるので自分だけのお気に入りスポットを探してみてください。
茨城県では水戸の偕楽園と並んで、有名な梅の名所となる筑波山梅林。楽しいイベントが盛りだくさんの「梅まつり」期間には、毎年20万人もの人が訪れています。ぜひ筑波山で思い思いの楽しい春をお過ごしください。
取材協力:つくば観光コンベンション協会
取材・文/Mount Tsukuba編集部