筑波山&霞ヶ浦エリアの体験型ツアー「Mount Tsukuba Tours」。ツアー担当者にその見どころと魅力を伺いました!
筑波山&霞ヶ浦の新たな魅力を体感する体験型ツアー「Mount Tsukuba Tours」。“旅先”としての茨城の魅力を発掘するべく、アウトドアや旅のプロが集まり企画している、限定開催のトライアルツアーです。
その第一弾となる、筑波山&霞ヶ浦をeバイクでめぐるサイクリングツアー「ヒルクライムの聖地で冒険」が、いよいよ来週末…11月3日(日)・4日(月・祝)に開催されます!
そこで、今回のツアーの企画から運営、当日のアテンドまでを担当し、ツアー当日に向けて鋭意奔走中の菊池真由美さんに、ツアーの魅力やそこに込めた想いを伺いました。
※ツアーの予約申し込みは10月30日(水)まで!気になった方はぜひお早めにお申し込みくださいね!
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——まずはじめに。菊池さんは、これまでどんなツアーに携わってこられましたか?
国内海外を取り扱う都内の旅行会社に長年勤務してきました。企画や添乗で携わった地は日本全国、海外60ヵ国以上。特にシニアのお客様が多い会社だったので、サービスや食事に求められるレベルは高かったと感じています。専門はクルーズ(船)の旅でした。そのせいか、飛行機、電車、車、自転車、フェリー、屋形船…乗り物全般的に大好きです。
——今回のツアーで「サイクリング」をテーマにした理由は?
私は旅のプランニングをする時、映画のようなシーンを頭の中でイメージしながら作ります。その景色をどの乗り物から、どれくらいのスピードで見てもらうか。その食事を召し上がっていただく時、どういう雰囲気の席で、隣はどういう人か、窓の外にはどういう風景か、など…。
筑波山・霞ヶ浦エリアの最大の魅力は、道を一歩一歩進むごとに変化していく山・湖の自然風景と、点在する個性的な集落、そして、それぞれに食の特産物があること。バスツアーや車では通り過ぎてしまって気づくことが難しいその魅力たちを、最大限に感じていただくスローなペースの旅を作り出すには「サイクリング」が最適でした。
——「eバイク」を採用した理由は?
筑波山・霞ヶ浦という広域エリアをめぐるため、2日間の総距離が75km、更にアップダウンのある峠を走ることで、ビギナーの方にとっては不安が大きいのでは…と思ったんです。そこで、より気軽にサイクリングを楽しんでもらえるeバイク利用を採用しました。電動アシストがついたeバイクなら、「漕ぐのに必死で、息切れして周りの景色も見る余裕がなかった」…なんてことにはなりません。幅広い年代の方に安心してご参加いただけます!
——今回のツアーで特にこだわったことは何ですか?
サイクリストの間で有名な「筑波山・不動峠」に挑戦するルートにしようという点です。「ヒルクライムの聖地」ともいわれる不動峠をより広く知っていただきたい、という思いもありました。同時に、この時期にしか開催されていない山麓の秋祭りや食体験も盛り込みたくて、サイクリングコーチや地元の方々にヒアリングをした上で複数のルートを用意。下見実走を重ね、より行程にゆとりができ、そしてビギナーでも安全に楽しめる道を探していきました。下見は真夏の炎天下で行っていたので、毎回皆で汗だくになりました!
——コースを実際に走ってみてどうでしたか? 初心者でも大丈夫そう?
eバイクなので、普段特別な運動をしていない私でも息も上がらず(笑)、周りの景色を楽しみながら走ることができました。途中で休憩ポイントあり、各エリアの食体験もしていただけますので無理なくゴールを目指すことができると思います。
なにより安心なのはガイドライダーがついていること。坂道を安全におりるためのスピード感やブレーキをかけるコツ、漕ぎやすい姿勢なども、実走しながらレクチャーしてくれます。何かトラブルがあっても、ガイドライダーとともにサポートカーも併走しますので安心です。
——ツアーのイメージ写真のなかでも「おにぎりがおいしそう!」という声がよく挙がっています。どんなお米を使っているんですか?
今回ご用意するのは北条米の中でも原種といわれる神郡米。しかもこの秋収穫したばかりの新米です。筑波山由来のミネラル豊富な水で育っているので、旨味と甘みが格別です。程よい粘りと弾力にも定評があり、冷めても美味しいというお声も。
今回は筑波山をダウンヒルしてきた後、ふもとの「平沢官衙遺跡」で召し上がっていただく予定です。奈良時代・平安時代の官衙跡地であり、開放感のある広大な芝生広場の向こう側には筑波山を望むことができます。悠久の歴史を感じながら、のんびりとランチタイムを楽しんでいただけます。
——お仕事を通じて日本のみならず世界中を見てきた菊池さんが感じている、筑波山や霞ヶ浦エリアの魅力は何ですか?
田園風景と山や湖、山麓や湖岸での素朴な暮らし、土地の特性を生かした畜農産物は、均一化された街並みが増える首都圏内において、格別に輝いているように私には見えます。イギリス・ロンドンから程近い湖水地方や、イタリア・ミラノ近郊のコモ湖のようなポテンシャルがあるのではと感じています。
最大の利点は都内から1時間程、交通機関も整備されている、そのロケーションだと思います。気負って旅に出ようとしなくても、「週末晴れそうだね、リフレッシュしに行ってみようか」とお出かけできる「気軽さ」を多くの方に知ってほしいです。
成田空港からも1時間半。また茨城空港からも1時間程。自然派志向、スポーツアクティビティを好む海外のお客様にもぜひいらしていただきたいですね。
——筑波山・霞ヶ浦エリアで菊池さんが好きな景色、ぜひ見てほしい風景は?
・筑波山のすそ野まで見渡せる、筑波山麓の田んぼ道ライド
・不動峠を上りきる手前に一瞬見える壮大な関東平野
・海を走っているような感覚になるかすみがうらりんりんロード
ですね! 筑波山も霞ヶ浦も秋の夕暮れが格別綺麗です。空の色が刻々と変わっていき、水平線に陽が落ちるところまで見えるスポットが多数あります。ぜひ1泊2日でお越しください。
——今回のツアー、特にどんな方に体験してほしいですか?
まずは普段、都内で働き詰めのハードワーカーや、リフレッシュが必要だなと感じている方に。それから、普段はあまり運動をしないけれど、たまには思い切り体を動かしてみたいな!という方。あとは、仲間で盛り上がるのが好きな方。自転車以外のスポーツ仲間やサークル仲間、久しぶりの女子会も大歓迎です。
筑波山や霞ヶ浦が初めて!という方はもちろんですが、一度いらっしゃったことがある方にもおすすめなんです。自転車でめぐってみると違う魅力に気づいていただけるかもしれません。
——ツアー当日に向けての意気込みは?
絶対晴れる!!!
——最後に、今後の目標を教えてください。
筑波山・霞ヶ浦に関しては、より多くの方に興味を持ってもらえるよう、今回のツアーを皮切りに、さらに多彩なラインナップを取り揃えていきたいです。まだまだ素材が眠っていると感じています。また、海外からのお客様、特に嗜好が合致するであろうヨーロッパ圏内からの誘客も取り組んでみたいです。
人と人がつながるとパワーが生まれます。
私の考える「旅」は、人と人をつなぐ一つのツール。
「旅」で、点を面に。人と人、地域と地域をつないでパワーを発生させる。
生まれ故郷の茨城を、そんなパワーでもっと元気にしたいと思います。
ツアーのご予約は10/30(水)まで! 絶賛申し込み受付中です!
ツアー当日は、きっと晴れる!!! 菊池さん、そしてたくさんの協力スタッフの想いが詰まったツアー。楽しく思い出深いものになること間違いなしです。
重ね重ねですが、ツアーの予約申し込みは10月30日(水)まで!ぜひお早めにお申し込みください。
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